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西アフリカ ブルキナファソの古都ボボ・デュラッソへ
「ふんばって生きる女性達」

日  程 6月1日(水)から6月27日(月)
場  所 汐留メディアタワー3階 ギャラリーウオーク
(新交通ゆりかもめ汐留駅改札口左手すぐそば)
    会期中無休 入場無料


西アフリカ ブルキナファソの古都ボボ・デュラッソへ
「ふんばって生きる女性達」

 2010年8月ブルキナファソへの旅で、かっての都ボボ・デュラッソへ行く機会を得た。この国には60近い民族が存在するそうだが、私がこの国に再び行こうと思ったのは この国の人々が穏やかで親しみ安く、大人も子供も、心のどこかに誇りを持っているような気がするからである。人々の食事は一日一食か二食であるが、この国に物乞いの姿はない。

 ボボ・デュラッソは、風格を感じさせる街である。きちんと整理された佇まいと、大きく育った緑の街路樹は、アフリカの他の町では見られない落ち着きと、美しさを見せていた。そしてそこには、古い土で作ったモスクがあり、その横には、多分モスクよりもっと古い街があった。人々はここで祈り、昔と変わらぬ生活を続けているのである。イスラムのモスクには女性は入れない。
 ボボ・デュラッソよりさらに車で1時間30分奥地に入るとバンフォラの町に着く。ここはコートジボワールとの国境も近い。
 ハンガー・フリー・ワールドの活動地の女性達も私の再訪を温かく迎えてくれた。子供達への栄養指導や、共同経営等、初めて訪問した4年前はまだ活動が始まったばかりであったが、今回女性達は貧しくとも頼もしく成長していた。
 首都、ワガドグのシアバター工場、ボボの旧市街で働く女性達を見ると、最貧国の一つと言われるこの国の厳しさを感じる。農村では日照りが続けば食事も儘ならない。

 戦争や民族闘争の避難民等ではない、普通のアフリカの女性達が、厳しい生活の中でわが子を抱え、ふんばって生きてる姿を皆様に少しでも伝える事が出来れば幸せである。


 3月下旬 軍の発砲事件やデモ等があり、5月10日現在渡航延期、退避勧告が発令されている。急な事で今後の推移を見守っていかねばならないと思う。

                                                  2011年5月