秋山淳写真展
日本／NIPPON
2007年9月1日（土）〜9月30日（日）
9時から19時まで
ギャラリーウオーク
（共同通信社本社ビル 汐留メディアタワー3F）
入場無料 無休
9月、気鋭の写真家／秋山淳（1970年生まれ）の写真が、どういうわけか共同通信社ビル内の「ギャラリーウオーク」で展示される。これまでの、ユニセフや国連関係による写真展示から分かるように、基本は公共的な企画展示が原則である「ギャラリーウオーク」に、一見公共性の全くない秋山淳の鋭いモノクロ写真がわが物顔で並ぶというからおもしろい。
生物学を専門にしていた秋山淳の皮膚感覚を通すと、人もモノも風景も、ときにグロテスクなほど有機的で、時に恐ろしいほど無機的に見える。見る者の本能を刺激してしまう秋山淳の写真が、閉塞的なギャラリーではなく、あえて公の場に無防備に晒されるというのが興味深い。
