ピアッツァ完成披露セレモニー
汐留西街区イタリア街「チッタ・イタリア」

ピアッツァ完成披露セレモニー

2003年11月19日(水)
 汐留西街区イタリア街「チッタ・イタリア」では、街の中心街区の広場や街路の完成を期に、街の「始動」を記念して、11月19日(水)にピアッツァ完成披露セレモニーを開催致しました。
 また、セレモニーに引き続き、同日11月19日(水)から翌年1月12日(月)まで開催するイルミネーションイベントの点灯式を開催致しました。

 『ピアッツァ』とは、イタリア語で『広場』という意味です。街の中心に位置するピアッツァは、人々が集い、本場イタリアのイベントが開催されるなどチッタ・イタリアのシンボルとなります。
 また、「始動」をテーマに、日本を代表する3名のクリエイターがコラボレートして創作した光のモニュメントと、街区内の樹木に施された約100,000球のイルミネーションが街を彩ります。

  チッタ・イタリアは、ピアッツァ完成をスタートに2006年度のグランドオープンに向け、イタリアの文化や情報を発信し、イタリアンライフスタイルを、街全体で展開していきます。


街の中心広場、ピアッツァ完成を記念してセレモニーを開催致しました。イタリア駐日大使を招いてのテープカットや「ALSOK ビバーチェ(綜合警備保障株式会社女子儀仗隊)」による迫力ある演奏が街のスタートを盛り上げました。



日時:
会場:
出席者:
11月19日(水)11:00〜11:30
チッタ・イタリア内 ピアッツァ
チッタ・イタリア株式会社代表取締役社長 三木榮二
カルプ社代表取締役社長 マウロ・ファネスキ
チッタ・イタリアデザイン監修 ピエランジェロ・パヴェージ
ローマ法王庁大使館大使 エンブローズ・デ・パオリ
サンマリノ共和国副外務大臣 ピエトロ・ジャコミーニ
イタリア貿易振興会理事長 ロベルト・ペーロ
イタリア大使館大使 マリオ・ボーヴァ
港区区議会議長 佐々木義信
港区助役 永尾昇
東京都技監 小峰良介
汐留町会会長 新井秀幸
汐留地区対策協議会会長 大塚明
<<ピアッツァ概要>>
 チッタ・イタリアの中心となるピアッツァは、周辺街路を含め面積約1,500m2の石畳が敷き詰められた広場です。
 このピアッツァには、直径約16mの旧新橋停車場機関車転車台が再現されています。
 明治5年(1872年) 9月12日、わが国の近代化の象徴ともいえる新橋と横浜を結ぶ鉄道が開業しました。「新橋停車場(新橋駅)」は、日本最初の鉄道の始発駅であるとともに、その後全国へとレールを延ばした鉄道の歴史の始発駅でもありました。
 汐留地区の再開発が進む中、平成3年(1991年)から始められた遺跡発掘調査によって、明治5年6月に竣工した、開業当時の機関車方向転換用の転車台の基礎が発掘されました。この遺跡の比較的風化の進んでいない最下段の切石のみを輪郭部に使用して、転車台の基礎の形状を再現したデザインとされています。
 日本の近代化を支えた遺産のひとつが、チッタ・イタリアによみがえりました。