第二回汐留クリエーターズコンペティション
二次公開審査が2008年8月10日(日)・11日(月)の2日間、
汐留シオサイト夏季イベント『GO! SHIODOME ジャンボリー2008』会場内にて行われました。

  今年のテーマは、身近なコミュニケーションを通して人が地球が 暖かみを感じる存在であってほしい。
そんな思いを込めて、「Hug(抱きしめる)」としました。
このテーマから、クリエーターそれぞれが様々にイメージを広げて制作した作品達が、汐留の街に集まりました 。
和響(かきょう)さんは、
普段は和柄の雑貨を販売しているクリエーターで、
今回も得意の雑貨販売を通して、お客様と積極的にコミュニケーションをしていました。

その甲斐あって、お客様がお気に入りのクリエーターを選んで投票する、『一般 来場者投票』で最も多くの票を獲得し、
シオサイト賞
を受賞しました。
藤田絵夢さんは、
フラワーアートをベースに、樹脂などの様々な素材を組み合わせて 立体作品を制作するクリエーターです。

今回のメインワークは、お客様が作品の中にフラワーモチーフを足していくことで完成するというコンセプトで、まさに「アートを通 じたコミュニケーション」を体現した作品でした。
このコンセプトが高く評価され、
コミュニケーション特別賞を受賞しました。
TOMOYAARTSさんは、
独自のタッチでキャンバスのみならず、スニーカーやキャップなど、 画面を選ばずに表現するペインターです。

今回のメインワークは、世界中に溢れるたくさんの「Hug」の中心に、人間が100%受けたことのある 『最高で最初のHug』として、母親の胎内にいる至福の瞬間を描きました。

この2ヶ月後に父親になるTOMOYAARTSさんが、生まれてくる我が子を想像して制作した作品です。

この作品で準グランプリを受賞しました。  
杉村亜里紗さんは、
作品をとりまく空間まで意識した立体アートが特徴的なクリエーターです。

今回のメインワークは、仲良しな夫婦から生まれる「あったかい家族」をイメージして制作しました。
パパはママを。
ママは子どもを。
パパは家族をHugする、そんな家族です。

また、壁一面に張られた空色の布に、会場を訪れた子ども達が空の絵を描き、 作品が完成していくというブース作りをしていました。
メインワーク、ブースデザイン、アートを通じたコミュニケーションと、全ての要素が高く評価され、 見事グランプリを受賞しました。

 8月11日(月)18:00から、表彰式が行われました。
オープニングアクトとして昨年に続き、ユキンコアキラさんが駆けつけ、
「リズムペインティング」を披露しました。
そしてたくさんのお客様とクリエーター達が見守る中、各賞の授与が行われました。
発表を待つクリエーター達はもちろん、来場され、票を投じたお客様達も緊張の面 持ちで見つめている姿が印象的でした。

コンペティション終了後、8月12日(火)〜8月17日(日)まで、
GO! SHIODOME ジャンボリー2008 会場内にて受賞作品が展示されました。